今日もいつも通り、授業の準備をしていると、
中学3年生まで通塾していた女子生徒が、挨拶に来てくれました。
現在高校3年生。
「大学進学が決まった事を報告しに来ました!」
突然だったのでびっくりしたのですが、元気な顔を見られてとても嬉しかったです。
授業もあったのでたくさんは話せなかったのですが、
高校3年間振り返って、高校生活や、大学進学決定に至るまで話してくれました。
中学生の時は引っ込み思案で、学校へ行くのも大変な時期があった子です。
忘れ物も多く、よく自宅に取りに帰っては、そのまま来ない…なんてこともありました。
当時を振り返り、保護者様と遅くまで話し込んだり、その子の為にどうするべきか考えていたことを思い出しました。
そんな子が、大学進学も自分で決めて、大学も探したという話しを聞き、
将来の夢まで自分でしっかり話している姿を見て、
立派になったなぁ、と感心しました。
大学の話しになったときに、彼女は、
「先生が知っている大学かわかりません。」
と恥ずかしそうにしていたので、
「大学の名前なんて関係ないよ。大切なのは、何でその学校にしたのか、先生はそれが知りたいねん。」
…で、そこから夢の話しなどに繋がったのですが、
「よくそこまで自分で決めたね。びっくりしたわ。それだけしっかり覚悟をもって自分で決めたんやから、きっと後悔のない4年間が送れるよ。自信持って大学生活楽しみや!先生は何の心配もないわ!」
と伝えました。
すると彼女は、
「先生やったらそう言ってくれると思ってました!来てよかったです!」
と笑顔で言ってくれました。
彼女が通塾していた当時、ご両親様が悩んでいる姿、本人もどうしていいのか苦しんでいる姿を思い出すと、涙が出そうになりました。
たった3年間、数字にするととても小さいのですが、
思春期を迎えている子供にとって、小さな数字はとても大きな意味を持っている事を改めて学びました。
最後に彼女はこう言いました。
「先生、実は讃岐うどんをおみやげに持ってくるつもりだったんですが、忘れました!」
…やっぱり変わってないな(笑)
いやいや、それだけ早く会いに行きたいと思ってくれたんやんな!(^^;
来てくれてありがとう!!