個別塾 セルモ 豊中 箕面

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証明問題です。

現在中学2年生の数学は「合同証明」を行っています。

好きな生徒は一握りなんじゃないかっていうくらい、数学の中で皆が嫌う単元です。

 

今日はその合同証明を書く生徒が多かったのですが、

当教室では、まずは書き方にこだわらずに、

「ピッタリ重なり合う理由」を書かせるようにしています。

記号を使わずに全て文章で表現する子や、形ばかり気にして中身のないものになっている子等、様々です。

書いてきた生徒に対して、

 

「この書き方だと、こういう風にも捉える事ができちゃうよ?じゃあ絶対等しいとは言えないんちゃう?」

―「あー、そうか…。」

 

「この文章だと、こんな風に取られるから、こういう文章の方が正しいよ。」

―「ほんまや!変な日本語になってた。」

 

「ここが等しいと書いてあるけどそれはなんでかな?」

―「うーん…これとこれを合わせたら、同じ内容になるからかな?」

「その通り!でも口で説明しないと伝わらないなら、それを書こう!」

 

など、生徒の考え方ややり方をできるだけ拒否することなく、指導していますが、

そのうち…、

「それじゃあこう考えられてしまうからダメ!やり直し!」

「それだと等しい事を言う為に見ている図形が変わっちゃうやん。考え直し!」

「考え方は全体的にはいいけど、ここはなぜ等しいと言えるの?…やり直し!」

と、なぜダメなのかを考えさせる方向に持って行きます。

このときは結構スパルタになっています。

でもそのうちだんだんキレイな形になっていき…

「よく書けたやん。解説見てみ。」

―「うわっ!合ってる…!」

「やろ?しかも完璧!」

―「えへへ…」(笑)

「じゃあもう一度類似問題やるか!今度は全て自分でやってみろ!」

―「はい!」

 

1つの問題を、何度も何度もやり直しさせて、完璧に書けて、理由もしっかり述べる事ができたところで、

「よく最後までやれたな!!完璧や!」で終了。

もう一度類似問題をやらせて定着。

 

という流れでやっています。

普段から「なぜそういう考えになるのか」を意識するような指導を心がけています。

それは、当たり前の事を分析する力を付けて欲しいと常日頃から思っているからで、

その力を養うにはとても良い単元だからです。

毎年「合同証明」がテストに出るときは、

全生徒に「テストでは必ず証明問題を書く事!」を課しています。

間違っても良い。まずはテストという限られた時間の中で、証明問題を必ず書き切る!

書かなかった生徒は、例え点数が良くても厳しく指導します。

証明問題をテストで書けるようになった子、書くように必死で取り組んだ子は、この後、数学の成績がどんどん上がる傾向にあります。

 

昨年は数学を受講していた生徒は全て書き、元々全然できていなかった生徒も、2問中1問はきれいに丸をもらえていました。

現在受験生であるその生徒達は、公立過去問や、模試でも証明問題は皆満点取ります。

今年はどうかな?(笑)

 

今日は2人の女の子が最後まで残って頑張っていました。

2人とも「説明する事」が苦手な生徒でしたが、最後までよく頑張った。

もちろん「書ける」ようになりましたよ!

 

証明問題が解けない、書けない、どうにかしてくれ!という保護者様、是非ご相談ください。

3日で書けるようにします!

 

 

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